岸歯科医院 北葛城郡河合町 奈良県の歯科 インプラント・審美歯科王寺町,上牧町,広陵町,三郷町, 安堵町,香芝市,大和郡山市,平群町,桜井市,天理市からも来院されています |
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歯周病って、どんな病気ですか? 歯周病とは歯と歯茎の間に細菌が入り、自覚症状のないままに進行し、時には一時的に歯茎の腫れや痛みを感じるものの、放っておくとまたその症状がおさまると言う経過を繰り返しながら、最後には歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病気です。歯周病が一度進行してしまうと回復が難しい病気のため、早期発見・早期治療が大変重要です.歯科医院での定期検診やプロフェッショナルケア、また丁寧なセルフケアでお口の健康を守っていきましょう。 歯周病の原因は何ですか? 口の中にいる細菌の塊であるプラーク(歯垢)が原因です.このプラークが毒素を出し、歯を支えている骨を溶かしてしまうのです。 歯周病になるとどういった症状がでますか? ブラッシング時に歯茎から出血が見られたり、歯茎が下がり膿みが出たり、歯がぐらついたりしてきます。思っているより進行している場合がとても多いので症状が多く出始める前に歯科医院で診てもらいましょう。 プラークコントロールって何ですか? プラークコントロールとは歯や歯茎に付着したプラーク(歯垢)を抑制、除去することをいいます。プラークは歯周病の原因となりますのでプラークコントロールとは歯周病予防のもっとも基本的な行為なのです。 口臭は歯周病と関係がありますか? 口臭は消化器系の疾患、虫歯、歯周病、臭いの強い食べ物などが原因としてあげられますが、口の中に原因がある場合が多く、その中でも歯周病が一番多い原因と言われています。口臭が気になられるのであれば、一度歯周病の検査をお勧めします。 歯周病はうつったりもするのですか? 歯周病は歯や歯茎に細菌が感染する病気ですのでうつってしまうことは十分にありえます。自分にとって大切な人に病気をうつさない為にもしっかりと歯周病予防を心がけましょう。 遺伝でも歯周病なったりしますか? 歯周組織の抵抗力や免疫力などは遺伝することがわかっています。家族に歯周病の方がいたら自分も歯周病にかかっている可能性は高いと思われます。歯周病の早期発見・早期治療の努力と予防が必要です。 歯周病は若い人でもなりますか? 一般には中高年に発症することが多いのですが、30代前後でも80%の方が発症しており、初期症状においては10代の若年齢層からにおいても50%もの方にも見受けられます。若いうちから歯周病予防を考えるのは決して早すぎる事ではありません。 歯周病は他の病気とも関係がありますか? 歯周病は肺炎、糖尿病、心臓病、動脈硬化などの血管の病気、腎臓病、早期低体重児出産などと関連があると言われています。また歯周病がひどくなると健康に生きていくための基本である食事にさしつかえが出ます。『口の病気』だけと考えず、よい生活習慣を身に付け、お口と体の健康を守って下さい. たばこは歯周病と関係があるのでしょうか? たばこは血管を収縮させ、血行を悪くします.喫煙により免疫力が低下するので、歯周病にかかりやすなります。また症状がより悪化したり、治療後の回復も遅れがちになります。できれば禁煙をしていただきたいですが、どうしてもやめられない場合は、日頃からお口の健康に気を配りましょう。 妊娠してから歯茎から血が出るようになりました.なぜでしょうか? 歯茎が腫れて、歯肉炎、歯周炎にかかっている可能性があります。妊娠2、3か月から8か月くらいのあいだは、妊婦さんにとって歯茎が腫れやすい時期となります。つわりなどでお口の清掃が行き届かないことや、女性ホルモンバランスの変化により腫れやすくなることが原因です。治療法は特別なものではなく、原因であるプラークを自分できちんと除去できるような清掃法を修得すること、歯科医院でのお口の中のお掃除で治ります。 歯周病にかかっている妊婦さんは、そうでない方に比べて早産や低体重児出産の確率が高まるとの報告があります。妊娠していると歯科医院から足が遠のきがちですが、元気な赤ちゃんを出産する上でお口の中の手入れをして歯茎を健康に保つことはとても大切なことなのです。 歯周病を治すには生活習慣を改めるとよいと言われましたがなぜですか? 歯周病菌に対して体の免疫機能がよく働くと歯周病は進行しにくいのです。毎日のブラッシング、食生活、喫煙、ストレスなどによって病状の進行が大いに影響をを受けます。正しい生活習慣を身に付けることも、歯周病治療の大切な条件です 歯磨きは朝晩していてきれいなはずなのに、歯茎から血が出ます。 正しくブラッシングできていない可能性が高いと考えられます。ブラッシングも効率の良い磨き方でないと歯垢を落としきれなかったり、また、歯や歯茎を傷つけてしまい結果歯周病が悪化してしまうことになってしまいます。正しい磨き方を身につけ効率よく歯垢を落としましょう。 また、歯磨きではとりきれない歯垢(プラーク)と歯石が歯茎の中に溜まっているとも考えられます。正しくブラッシングできているかどうかを定期的に歯科医院でチェックしてもらうといいでしょう。その時に、歯石の除去やクリーニングをしてもらうのも歯周病予防になるのでお勧めします。 歯ブラシは普通のと電動歯ブラシではどちらがいいの? 電動、手動どちらの歯ブラシでも問題はありません。一番重要なことは正しく歯垢が除去できているかどうかです。問題は毛先の当て方、ブラッシングの仕方なのです。大切なのは正しいブラッシング法を身につける事なのです。 歯科医院ではどんな治療をするんですか? 歯周病の検査をして治療計画を立てます。まずプラークコントロールを行い、スケーリング・ルートプレーニングといった歯石除去と歯の滑沢化を行い経過を診ていきます。 状況に応じて外科手術も行われます。 定期検診はどのくらいの頻度で通えばいいのですか? 年齢やお口の健康状態によって変わりますが、歯周病に罹られたことのある方は最低でも年に3〜4回の定期検診・メンテナンスをお勧めします。人によっては月に1回程度必要な方もいます。歯科医院へは”歯が痛くなければ行ってはいけない”ということは決してありません。メンテナンスは歯周病予防にとても重要なのです。定期的な検診で歯石を除去しブラッシングの指導を受け歯周病のない快適な生活を手に入れてください。 |
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