歯ぎしりは自分では意識の無い、寝ている時に多く行われる悪習癖の一つです。通常の食事の時などでは出すことのできない異常に強い力で上下の歯を噛んですり合わせます。
ギリギリと音がするというイメージがありますが、音がしない場合もあります。
くいしばりも悪習癖の一つで、食事以外の時でも上下の歯を合わせ、グッとくいしばることです。 寝ている時にもみられますが、仕事や家事、勉強をしている時、スポーツをしている時など様々な状況でみられます。
歯ぎしりやくいしばりを行うことで歯や歯周組織、顎関節に不要な力がかかりダメージが蓄積されていきます。
不必要で異常な力は口腔の様々な問題を引き起こしてしまいます。現代のストレス社会の中、歯ぎしり、くいしばりは、頻度や程度に差はあれ、ほとんどの方がしていると思ってよいでしょう。
しかしながら、自覚症状の無い方が多いことも事実なのです。
虫歯や歯周病ではないのに歯が痛い・しみるなどの症状がある場合は、歯ぎしり・くいしばりが原因である可能性もあります。
また、歯ぎしりやくいしばりが原因で頭痛や肩こりなどの全身の症状が発症してしまう可能性もあるのです。
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